無垢材と集成材の違いは何?自然素材を扱う工務店が紹介します。
住宅づくりやリフォームをご検討中の皆さん、無垢材という言葉を知っていますか。
「言葉は聞いたことがあるけど、詳しくはわからない」という方もいらっしゃるのではありませんか。
そこで本記事では、無垢材を取り扱っている当社が、無垢材について集成材との違いを示しながらご紹介します。
□無垢材の特徴について
まず無垢材の特徴についてご紹介します。
無垢材とは、自然の木をそのまま切り出した板や角材のことで、集成材のような木材を加工して細かくし、接着剤で貼り付けて作られるものとは大きく異なります。
また、無垢材にはさまざまな木の無垢材があり、それぞれ特徴があるため、ご興味がある方はぜひご自身で調べてみてください。
□無垢材を使用するメリットとは
次に、無垢材を使用するメリットとして、本記事では以下の4つを取り上げます。
1つ目は、耐用年数が長いことです。
無垢材の耐用年数は、外的環境によって変化しますが、一般的には樹齢と同じと言われているため、約30〜40年程度と言われています。
集成材の耐用年数は、接着剤の耐用年数によると言われていますが、接着剤の耐用年数ははっきりしていません。
しかし、加工していることから、無垢材よりは短いと考えられています。
2つ目は、調湿機能が高いことです。
木は切り取られた後も空気や水分を吸収するため、無垢材を用いることで快適な湿度を保てます。
集成材は接着剤で貼りあわせているため、木と木の間に接着剤の層ができてしまい、木が呼吸できません。
また、調湿機能によって無垢材を用いた住宅ではカビやダニ、虫が発生しにくいこともメリットといえます。
3つ目は、断熱性に優れていることです。
無垢材はコンクリートの2倍の断熱性があると言われており、住宅の中を夏は涼しく、冬は暖かくしてくれます。
そのため、季節による寒暖差が激しい地域にお住まいの方にはより適しているといえるでしょう。
4つ目は、木の風合いがあることです。
無垢材は木からそのまま切り取ったものであるため、切り取り方によってさまざまな木目が見られ、その無垢材を用いたものを唯一なものにできます。
そして、経年とともに変化し、味のあるあめ色の美しいものへと変化します。
□まとめ
本記事では、無垢材について集成材との違いを用いながらご紹介しました。
無垢材はさまざまな種類があり、そしてもちろんデメリットもあります。
さまざまな面から無垢材を吟味し、ご自身の住宅に使うか決めてください。
また、当社では無垢材を取り扱っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。