工務店が解説!住宅を建てる際の住宅ローンについて!

注文住宅を建てる際に、住宅ローンを借りることを検討している方はいらっしゃいませんか。
住宅ローンは注文住宅でも組むことは可能です。
そこで今回は、住宅ローンに仮審査と本審査があることと、注文住宅の住宅ローンを組む際の注意点について説明します。

□住宅ローンを組む際の仮審査と本審査

住宅ローンを組む流れは、住宅ローンが必要になったときに仮審査を行い、仮審査を通った後に物件を購入してから本審査を行います。
この流れを聞くと、物件購入前に本審査がないため本審査に通らない可能性があるのではないかと疑問を持った方はいらっしゃるのではないでしょうか。
以前は仮審査がなく、本審査に通るか通らないかわからない状態で物件購入を行う必要がありました。
本審査に通らなかった場合、他の銀行で査定を受けなければなりませんでした。

最悪の場合には契約解除しなければならなく、契約解除になると住宅販売会社は販売機会の損失という被害を受けていました。
このような被害を防ぐために、仮審査と本審査の仕組みが取り入れられました。
仮審査に通ると、ある程度本審査に通りやすい状態で契約を結べますが、本審査に通らないことはあるため注意する必要があるでしょう。

□住宅ローンを組む際の注意点

住宅ローンは土地と建物を一緒に申し込むのが原則です。
土地の売買契約を行っても、住宅の建設計画が不適切であれば、審査を受けれません。
住宅ローンは土地と建物の両方を担保として融資を行なっているためです。
そのため、必ず役所で建築確認書類を提出し、承認されなければなりません。

土地と建造物では融資の行われるタイミングが異なることを覚えておく必要があります。
土地の融資は土地の引き渡しを行われた日に行われ、建物の融資は建物が完成して引き渡す日に行われます。
注文住宅では、引き渡し前に何回か支払う必要があるため、自己資金を使うかつなぎ融資を受ける必要があるでしょう。

つなぎ融資とは、工事の進行状況によって決まった額のお金を支払うときに利用できる融資のことです。
すべてのお金を融資で支払う必要はなく、自己資金に余裕のある方は利用する必要はありません。
多くの方は、自己資金何割でつなぎ融資何割というように利用しており、みなさんも金融機関で相談してつなぎ融資を利用するか検討してはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は、住宅ローンを借りる際に仮審査と本審査があることと住宅ローンを利用する際の注意点について説明しました。
住宅ローンやつなぎ融資を利用することは悪いことではなく、人生を豊かにするために必要なものです。
ぜひ、検討してみてください。

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