木の家を建てたい方へ!木材の性質を解説します
木の家をこれから建てる方に知っていただきたいのが、木の性質についてです。
事前に木の性質をよく知っておくことで、木の家の魅力を発揮した家を建てられるでしょう。
木材の種類や用途についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
□木の種類や用途をご紹介
まず初めにご紹介するのは、木の種類や用途についてです。
木には針葉樹と広葉樹の2種類があります。
その中にも様々な種類があることを押さえておきましょう。
針葉樹だと、スギやヒノキ、エゾマツ、モミなどが代表的でしょう。
広葉樹は、ケヤキやコナラ、サクラ、ブナなどがあります。
上記以外にも国内にはたくさんの種類が存在しています。
地球上で初めに現れた樹木は、ソテツやマツ、スギなどの針葉樹と言われています。
約3億年も前の話になります。
その後、1億5000年から2億年ほど後に広葉樹が現れたと言われています。
そのため、広葉樹は針葉樹が進化したものと考えられています。
両者は何が異なるかというと、葉の形です。
針葉樹の葉は、尖った針のような形をしているのに対し、広葉樹は平たくて幅の広いものが多いです。
樹形も、針葉樹は比較的細長いのに比べて広葉樹は横に大きく広がった形をしています。
木材は、私たちの暮らしの中にたくさん存在しています。
住宅にはじまり椅子などの家具や日用品などにも使用されていますよね。
また、バイオリンやピアノなどの楽器や野球のバットなどのスポーツにも多く利用されています。
木材の用途は数え切れないほどあり、私たちの生活に馴染んでいるのです。
□木の性質とは?
続いては、木の性質を解説します。
まず、木は触れると暖かく感じるという性質があります。
塗装を施していない木材は、金属やコンクリートと異なり、寒いところで触れると暖かく感じます。
これは木の持つ熱を通さない性質のためです。
また、木材には弾力性もあります。
木材は衝撃を吸収する弾力性と反発性を持っています。
そのため歩くのにも優しく、歩きやすいと言われています。
木材は香りも特徴的です。
木材から放たれている香りは人をリラックスさせる働きがあると言われています。
また、ストレスを軽減する効果もあるので木の家はその良さを毎日享受できるでしょう。
□まとめ
木の家をこれから建てる方に向けて、木の性質について解説しました。
木には様々な種類があり、たくさんの場面で活躍していることがわかりましたね。
木の性質を十分に理解して活用してみてください。