結露のしない家を建てるためのポイントとは?結露が発生する理由と一緒に解説します!
結露は家の耐久性に繋がる問題なので、気にする方も多いですよね。
「結露はどうして発生するのかな」
「結露のしない家にしたい」
そのような疑問や悩みを持った方もいらっしゃいます。
そこで今回は結露が発生する理由と、結露のしない家のポイントをご紹介します。
□結露が発生する理由とは?
結露しない家を建てるためには、まず、結露が発生する原因から知ることが大切です。
結露は温度差によって引き起こされるため、室内の温度が高く、室外の温度が低いと発生します。
空気には水分が含まれており、水分量は空気の温度によって変わります。
空気の温度が高いほど水分は多く含まれます。
多くの水分を含んだ状態から温度が下がると、含める水分量が減ってしまい、水滴となって窓ガラスなどに出てきます。
これが結露が発生する原理です。
□結露のしない家のポイントをご紹介!
結露のしない家にするためにはどのような点に気を付けると良いのでしょうか。
ここでは結露のしない家のポイントを5つご紹介します。
1つ目のポイントは、断熱性に優れた窓ガラスを設置することです。
複層ガラスや真空ガラスを使用すると、断熱性能を上げられます。
高断熱複層ガラスや遮熱高断熱複層ガラスなど性能の高い種類もありますので、地域に合わせて選んでくださいね。
また、断熱性に優れた窓ガラスを使用することは結露を防ぐだけではありません。
室内を暖かく保ってくれるため、快適に過ごせるというメリットもあります。
2つ目のポイントは、サッシを二重にすることです。
サッシの内側にもう1枚のサッシを取り付け、二重サッシにすると結露を防止するにあたって高い効果を期待できます。
また、結露を防ぐだけでなく、防音性が高まるというメリットもあります。
3つ目のポイントは、樹脂窓にすることです。
アルミサッシは熱を伝えやすく、結露を防ぎにくいです。
結露防止をお考えでしたら、窓枠に樹脂を使用することをおすすめします。
4つ目のポイントは、調湿効果がある建材を使用することです。
壁材に調湿機能がある建材を使用すると、結露対策に効果を発揮してくれます。
結露の防止に繋がるだけでなく、適度な湿度を保ってくれるため、暮らしやすい住まいを実現できます。
5つ目のポイントは、家の断熱性を高めることです。
家の断熱性を上げることは、結露防止に繋がります。
断熱性を上げる方法としては、壁の外側に断熱材を貼り付ける外張り断熱工法や内側に断熱材を入れる充填断熱工法、断熱材の原料を直接散布する吹付断熱工法などがあります。
□まとめ
今回は結露が発生する理由と、結露のしない家のポイントをご紹介しました。
注文住宅をお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。