新築住宅に床暖房を導入する時の失敗例を紹介します!

時代の流れや様々な技術が発展している今、家づくりを検討されている方の中には床暖房を取り入れる方も多数いらっしゃるでしょう。
そこで今回は、床暖房の仕組みや種類、失敗例を紹介します。
これから新築を建てる計画をされている方は、ぜひ参考にしてください。

□床暖房の仕組みと種類について

床から直接伝わる熱と床から部屋全体に広がる熱の組み合わせで温める仕組みで、大きく分けると電気式と温水式の2種類に分けられます。
それぞれの特徴を紹介します。

1つ目は、電気式床暖房です。
電気によってヒーターが発熱することで床の表面温度をあげるという仕組みで、フロアの内部に仕組まれるものと耐熱フロアの下にフィルム式の熱線を敷くタイプがあります。

2つ目は、温水循環式床暖房です。
熱源で、水を温めて床下に巡らされたパイプに流すことで床の表面温度をあげる仕組みとなっています。
熱源は、ガスと電気と灯油の3種類です。

□床暖房の失敗例とその理由とは?

1つ目は、暖まるのが遅いことです。
同じ条件で、エアコンと床暖房で一定の温度になるまでの時間を比較すると、エアコンが35分だったのに対して、床暖房は2時間10分の時間を要しています。

2つ目は、エアコンより初期費用や光熱費がかかることです。
エアコンは、初期費用が10万年以内に収まるのに対して、床暖房は電気式で最低30万円、温水式で最低50万円の費用が必要になります。
また、月々の費用も床暖房の方が高くなってしまいます。

3つ目は、修理費用がかかることです。
エアコンは壁などに設置してあるため、修理をしても1万円ほどの値段ですみます。
しかし床暖房を修理するとなると、熱源機の場合20万円以上かかってしまうことがあるので注意して取り付けるかどうかを選ぶ必要があります。

4つ目は、赤ちゃんには危険があるということです。
ヒーターなどと違って、熱源がその場にないのはメリットですが、床と触れる面積が広くなってしまう赤ちゃんは低温火傷の恐れがあるので注意が必要です。
3センチ以上のラグなどを敷いておくようにしましょう。

5つ目は、乾燥とメンテナンスに注意すること
です。

エアコンなどと同様、床暖房も乾燥するので注意しなければなりません。
ガス式の床暖房にした場合、循環液を補充する必要があり、その作業が面倒になってきてしまう場合があるので、慎重に選ぶようにしましょう。

□まとめ

この記事では、床暖房の仕組みや種類、失敗例を紹介しました。
紹介した失敗例と種類を参考に取り付けるかどうか、種類はどうするかを相談して慎重に決めるようにしましょう。
新築をご検討の方は、お気軽に当社までご連絡ください。

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