無垢フローリング|日常のお掃除とお手入れ・メンテナンス方法
注文住宅を検討している方の中には、
フローリングについてのお悩みもあるのではないでしょうか。
中でも、無垢材を使用したフローリングのお手入れについて、
お問い合わせいただくことも多いです。
そこで、今回は無垢フローリングの特徴と日常のお掃除や
お手入れ・メンテナンス方法について、
弘前市で自然素材の新築一戸建てを手掛ける大湯工務店がご説明します。
この記事が、お家づくりの参考になれば幸いです。
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1.特徴
2.汚れの原因
3.日常のお掃除
4.お手入れ
5.メンテナンス 無塗装
6.メンテナンス 自然系塗装
7.メンテナンス ウレタン系塗装
8.まとめ
無垢フローリングは、
丸太から切り出した接着剤などを使用していない、自然な状態の木材です。
【無垢材】のメリット
①素足で気持ちいい
②経年劣化を楽しめる
③湿度や温度の調整役
④接着剤不使用 体に害がない自然な状態の木材
【無垢材】のデメリット
①空気中の水分を吸収するため、収縮と膨張してしまい、
フローリングに隙間や反りが生じる
→施工前に事前処理することで防げる
②加工木材と比べ傷つきやすい
→その分、愛着がうまれる
・足裏の皮脂や髪の毛や垢汚れ
・繊維クズの汚れ
・砂埃や土埃汚れ
・カビ菌、ダニの糞や死骸の汚れ
・食べカスや油脂の汚れなど
汚したくない、快適な状態を保ちたい、長持ちさせたいと思っていても、
毎日暮らしていく中で、これらの原因をなくすことはできません。
木肌の質感を最適に保つためにもお手入れやメンテナンスが必要になってきます。
基本的には、乾拭き雑巾とし、掃除機・ホウキも併用します。
化学モップとワイパー系のフロア用お掃除シートの使用は避けたほうが良いです。
なぜなら、複合(合板)フロアーを想定床材としているため、
床表面に静電気が発生し、ほこりが吸着するからです。
・表面塗料でお手入れ方法も変わる
使用している無垢材がどのような表面仕上げかを把握する必要があります。
ご自宅の無垢フローリング材に合っているかしっかり確認して、
それぞれに合ったお手入れ、メンテナンスを日々清潔に過ごすコツです。
・何も塗られていない状態
・メンテナンスが一番難しい
・DIYが好きなお施主様が無塗装をご購入し、ご自身でオイル塗装する場合が多い
・カラカラに乾燥しているので吸収力がある
・足裏の皮脂やコーヒー等もしみ込みやすい
■日々のお掃除
①窓を開ける(可能なら)
②雑巾の乾拭き・ホウキやフロアワイパー(ドライ)でゴミや埃を取り除く
③家具の裏や横の隙間の埃も掃除機等を利用し取り除く
④特に汚れている場所を見つけたら、硬く絞った雑巾で拭き取る
⑤フローリングの隙間に入り込んだ汚れは、爪楊枝で取り除く
⑥更に酷い汚れは、紙ヤスリをかける
⑦削れた場所は、オイルも削られるので、オイルを再塗布する
⑧傷や凹みは状態にもよるが、凹み個所に水をかけ、
必ず当て布をしてアイロンで水蒸気を送り込み、凹みを膨張させる
■メンテナンス
①1~2年毎の定期メンテナンスで、蜜蝋ワックスを塗布する
②浸透しきれないオイルやワックスは、表面に残るためベタつきや汚れの原因となる
③水で希釈する水溶性タイプは避ける。水分はフローリングにとっては大敵。
④使い方によっては、毛羽立ちや反り返りが出てしまう可能性があるため、推奨しない
■お手入れ
基本、浸透系オイルとお手入れ方法は同じだが、
紙ヤスリ等は、表面がくすむので使用しない。
■メンテナンス
1~2年毎に、ウレタン塗装に適したワックスを、乾いた状態で塗布する。
水性クリーナーの使用は避ける
①日常のお掃除は、雑巾の拭き掃除やホウキをかける。
②時々お手入れするには、簡単な浸透系オイル塗装にする。
③汚れが目立ってきたら、硬く絞った雑巾で拭き、頑固な汚れは紙ヤスリをかける。
④1~2年毎にオイルを再塗布する。凹みが深い場合、
水で濡らし必ずあて布をしてからアイロンの水蒸気をあてる。
思ったより簡単だったでしょうか?手間だな...と感じたでしょうか?
歳月を重ねるごとに愛着の湧く無垢フローリング。
一生涯を過ごす家を建てるなら、家族の体に優しく、
長い間愛着を持てる素材選びをおすすめします。
弊社事務所の床は、アカシアの無垢材を使用しています。
また、無垢材のサンプルを多数もご用意しておりますので、
実際にお手に取り、質感・色味を確かめてはいかがでしょうか。
その他、ご相談がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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