生い立ちと家づくりにかける"想い"
株式会社 大湯工務店
代表取締役 大湯 剛史
〜生い立ちと家づくりにかける想い~
◆大湯家の長男として生を受ける
昭和59年2月20日
青森県弘前市にて、
大湯家の長男として生を受けました。
家族は両親と姉と妹の5人。
リンゴを作る農家で、家の裏にはリンゴ畑。
自然に囲まれた地でのびのびと育ちました。
野球好きな父の影響もあり、
小学校から中学校までは野球部に所属。
社会人になってからも
ナイター野球で仲間と汗を流しました。
◆小さなころから、夢は
実家はリンゴ農家でしたが、
叔父が大工をしていました。
叔父が家を建てている姿を見たり、
大工道具の手入れをしているところを間近で見て育った私は、
自然と大工に憧れを持つようになっていました。
小学生の頃は、家の押し入れに棚を作るなど、
大工の真似ごとをしていました。
どんなにへたくそですぐに壊れたとしても、
ものを作るということに感動を覚えていました。
ここが自分のスタート地点だったと思います。
友達と楽しくやっていた大好きな野球
そんな野球少年が小学校の卒業文集に書いた将来の夢は
「プロ野球選手」ではなく、「大工さん」でした。
大人になったら、
絶対!大工になって家を建てる!!
子どもの時のその思いは、
進路を決める時期になっても変わっておらず、
迷わず大工として働ける就職を目指し、
職業案内所に通い、就職先を探しました。
しかし、そのときは就職難で
なかなか就職先が見つからずにいました。
そんなとき、知り合いのご紹介もあり
地元の工務店、兼平建築へ就職が決まりました。
見学、面接をし、その場で採用。
「夢が叶った!」
社長と硬い握手をした瞬間、そう感じました。
【大工見習時代】
◆厳しい修行時代と祖父の教え
働き始めてからの日々は
正直なところ、夢よりも現実をつきつけられた気分でした。
先輩に怒鳴られることもしばしば。
思うようにいかないことが多く
思っていた以上に大工という職業は大変でした。
「もうやめようかな」
あまりにも辛く、自分には向いてないのではないか?
夢は夢のままのほうがよかったかも...
そんな風に考えてしまい、
愚痴をこぼすこともありました。
「3か月がんばれ!そうすれば1年やれる!」
しかし、大好きな祖父にそう言われ続け、
気が付けば3年が経っていました。
仕事を終えてから夜間の大工の訓練校に通い、
技術と合わせて知識も学んでいきました。
入社から7年。
そのころには社長からも
仕事を任されるようになりました。
難しかった仕事もこなせるようになり、初めて一人で階段を完成させたときは
感動して、柄にもなく涙がこぼれそうでした。
◆新たな決意
そんなころ、知り合いの依頼で店舗改装を任されました。
お施主様と実際に会い、計画から完成までをすべて一人で行ったのは
この時が初めてでした。
お施主様のご要望を聞き、プランを立て、形にしていく。
完成した時の達成感、お施主様の笑顔を見た瞬間
自分の中に、新たな決意と、目標ができました。
次の目標に向かうために、
建築士の資格を取得することを決心しました。
一日の仕事が終わると、そこから深夜まで猛勉強。
学生時代にも経験しなかったくらい、
人生で一番机に向かった時間でした。
努力が実り、建築士の試験に合格。
理想の姿に一歩近づくことができました。
そして、2017年4月
大湯工務店を創業いたしました。
ここまでこれたのは
兼平建築で学んだ数多くのこと、
先輩方のご指導、
たくさんのありがたい出会いがあったからです。
感謝してもしきれません。
◆一生に一度
お施主様にとって「一生に一度」の家づくり。
私共工務店は、家を売るのが仕事ではありません。
快適でみんなが笑顔で暮らせるオンリーワンに家づくりをすることです。
家はひとつとして同じものはありません。
それまでの人生を包み込み、
これからの人生も包み込んでくれるものです。
だからこそ、みんなそれぞれに「こだわり」や「理想」があります。
そんな思いを一緒に形にしていけたらと思っております。
今の世の中、
思ってもみなかったような出来事が、色々と起こっています。
光熱費が高くなった今だからこそ、
以前にも増して高気密・高断熱には力を入れております。
大湯工務店のこだわりの断熱材を採用し、
寒い冬は暖かく、暑い夏は涼しく快適に過ごせるように。
断熱性能を上げることで、省エネルギーでありながら、
環境にも人にも優しい家になります。
外壁に関しましても、耐久性に優れたものを使用し、
メンテナンスが楽になるよう考えました。
更にデザイン性も兼ね備えているものを多く採用しております。
健やかで体にも心にも優しい自然素材について知識を深め、
家族みんながのびのびと暮らせるよう、日々勉強しております。
世界情勢の変動で資材高騰が強まり
毎日不安なニュースばかりが目に飛び込んできます。
そんな中で進める家づくりですから
悩むことも迷うこともたくさんあると思います。
その不安を解消し、
寄り添える家づくりをしていくのが大湯工務店の務めです。
お施主様、ご家族様、全ての皆様が、
笑顔でいられるように願い、
お客様目線で進化し続け、
この先も地域密着型の工務店であり続けられるよう、
誠心誠意お応えしてまいります。
株式会社 大湯工務店
代表取締役 大湯 剛史